契約を進める際に、**2種類の「規約」**があることをご理解ください。
2種類の規約の違い
| 利用規約・プライバシーポリシー等 | 契約条項テンプレート | |
|---|---|---|
| 当事者 | ユーザー ↔ 運営者 | 発注者 ↔ 受注者 |
| 内容 | プラットフォームの利用条件、手数料、免責、個人情報の取扱い | 業務委託の基本条件(報酬、IP、守秘、準拠法・管轄等) |
| 同意のタイミング | 登録時・改定時の再同意、手数料 Checkout 前 | 契約作成時(発注者)・契約詳細での署名(双方) |
運営者は、発注者と受注者の間の開発委託契約の当事者ではありません。契約条項テンプレートは、当事者間の合意形成を補助する雛形です。
テンプレートでカバーされない論点
標準テンプレートは一般的な業務委託の骨子を示すものです。以下は、案件ごとに個別に定めることが望ましい場合があります。
- 委託業務の詳細仕様(SOW)・成果物の定義・受入基準
- 税務(源泉徴収、インボイス登録番号、消費税の扱い)
- 個人情報・機密情報の詳細な取扱い(DPA 等)
- 再委託先の指定、独占・競業避止
- 雇用・偽装請負に該当しないことの確認
個別契約書を検討すべきケース
次のような場合は、標準テンプレートに加え、個別契約書の作成や専門家(弁護士等)へのレビューを強くおすすめします。
- 契約金が100万円以上の案件
- 個人情報・医療・金融等、規制の強いデータを扱う案件
- 成果物の権利関係が複雑な案件(OSS 利用、共同開発等)
契約作成・契約詳細画面では、契約金が100万円以上の場合に案内を表示します(契約の進行をブロックするものではありません)。
条項の更新について
- 利用規約の改定は、登録ユーザー全員の再同意が必要になる場合があります。
- 契約条項テンプレートの改定は、新規に作成する契約に適用されます。既に作成済みの契約に保存された条項(
terms)は、原則として変更されません。
